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こんにちは須藤武美です

ゆきづまった政治の大本からの転換を ~23日の訴え~



(23日休日、雨のなか、区内7ヵ所で訴えました。以下はその大要です) 


 みなさん、こんにちは。日本共産党の衆議院東京11区(板橋)国政対策責任者の須藤武美です。


 《雇用を拡大し、若者が希望をもてる社会の実現を》


 さて、今度の総選挙。若者の未来がかかった選挙です。

 私は、雇用の拡大をすすめ、若者が希望をもてる社会を実現します。

 私には親しい30代の青年の友人がいます。彼はエンジニアで、20代のときから、朝7時前に家を出て、最終電車で帰ってくるという生活を10年近く続けました。その結果、身体を壊し、退職を余儀なくされました。生活保護をうけながら、仕事を捜していますが就職先が決まりません。生活保護費は家賃と水光熱費、食費に消えてしまいます。日常の交通費にも事欠く毎日。これからの人生に展望がもてないと話しました。

 若者にこんな苦しみをあたえる社会が続くなら、日本に未来はありません。

 いま「デフレ不況」が深刻です。しかし、大企業は賃下げをすすめ、正規を非正規に置き換え、さらにリストラまで行ない、大儲けを続けているではないですか。その結果、溜め込んだお金は260兆円。このお金、社会に還流させようではありませんか。労働者派遣法などを抜本的に改正し、非正規をなくし、サービス残業を根絶する、最低賃金を大幅に引き上げる。そして国民の懐を温め、消費を増やし、内需を拡大する。そういう経済改革をすすめていくなら、雇用を拡大し、若者が人間らしく働ける社会、若者が希望をもって生きていける社会への道、開くことができます。

 私、須藤武美は全力をつくします。どうかよろしくお願いいたします。


 《消費税の増税の実施を中止させ、社会保障の再生を》


 今度の総選挙。医療、年金、介護、保育など社会保障の再生がかかった選挙です。

 私は、消費税増税の実施を中止させ、社会保障を再生させます。

 私は先日、お茶屋さんを経営する70代の女性と話をする機会がありました。毎日毎日いつ店をたたもうかと考えていると言います。しかし年金支給額は減らされ続け、年金だけでは食べてはゆけない、大した儲けはないけれども店をたたむわけにはいかないんです。しかし、消費税が増税されたら、いよいよその時が店をたたむ時です、と話をされました。そして年金だけで食べていける政治をやってください、と訴えられました。

 消費税増税は年金暮らしの高齢者のみなさんをはじめ国民の暮らしを破壊します。中小企業・商店の営業を破壊します。景気をさらに悪化させ、所得が減り、消費も減り、国や地方の税収だってさらに落ち込んでしまうことは過去の事例をみても明らかではないですか。

 こんな消費税の増税、法案が通ったからといって認めるわけにはいきません。法律には「増税実施の前に、景気動向などを総合的に勘案し、停止をふくめて措置を講ずる」と書いてあります。今度の総選挙で消費税増税を強行した政党に厳しい審判を下し、消費税増税の実施、中止をさせようではありませんか。

 日本共産党は、消費税増税に反対するだけではありません。消費税増税に頼らない別の道を提案しています。

 まずはムダの一掃です。不要不急の大型公共事業の見直し、年5兆円近い防衛費のうち1兆円の削減、そして政党助成金の廃止です。こうしたムダ遣いをきっぱりと一掃します。そして、証券優遇税制など不公平税制をあらため大企業、富裕層のみなさんに応分の、当たり前の負担をしてもらう、そういう民主的な税制に改正します。

 こういう道を進むならば、消費税を増税しなくても、医療や年金や介護や保育など、国民のみなさんが一番求めている社会保障を再生する道が開けるではないですか。

 須藤武美は全力をつくします。どうかよろしくお願いします。


 《即時原発ゼロの実現を》


 さてみなさん。今度の総選挙、原発の問題も大きな争点です。

 私は、即時原発ゼロの実現に全力をあげます。

 民主党政権、大飯原発を再稼働し、青森県の大間原発の建設の再開を認めました。自民党の安倍総裁、国会質問で「原発ゼロは実現不可能な夢である」と言っています。

 しかし福島原発事故の被害は広がり続け、16万人の福島県民、今でも苦しい避難生活を余儀なくされているではないですか。使用済み核燃料は処理できず、原発を進めるなら貯蔵プールはあと6年で溢れていまいます。だから国民の多数が原発の再稼働反対、子どもを守れという声を上げているではないですか。

 そしてみなさん。原発の電力使わなくても、猛暑の8月、電力は足りました。自然エネルギーに転換するならば、原発の雇用の13倍の雇用の拡大につながっていくことも明らかにされているではないですか。

 電力会社、原子炉メーカー、ゼネコン、そして大銀行の大儲けのために、国民の命、安全、財産、そして子どもたちの未来を差し出すわけにはいきません。

 私は、原発から直ちに撤退し、自然エネルギーに転換すること、即時原発ゼロの実現に全力をつくします。どうかよろしくお願いいたします。


 《ゆきづまったアメリカ言いなり、大企業中心の政治の大本からの転換を》


 今、マスコミでは、民主、自民、維新など第3極、3つの勢力が争っているかのように報道しています。しかしみなさん、民主も自民も維新の会も全部、消費税増税、原発推進では仲間同士ではないですか。ゆきづまったアメリカいいなり、大企業中心の政治の仲間同士ではないですか。

 この、国民のくらしそっちのけの政治を大本から変えて欲しいというのが国民のみなさんの願いではないですか。日本共産党は、ゆきづまった政治を大本から転換する改革の提案を行ない、行動する政党です。

 今新しい政党が次々生まれ、離合集散を繰り返していますが、日本共産党は党をつくって90年、戦前も戦後も国民のみなさんを裏切ることなく、ブレることなく活動してきました。

 そして企業・団体献金も政党助成金も受け取らず、国民のみなさんお一人お一人に支えられて活動
している政党です。

 こういう党が躍進してこそ、今のゆきづまった政治に終止符を打ち、国民のみなさんが求める新しい政治の扉を開くことができるのではないでしょうか。

 
                        
# by sudotakeyosi | 2012-11-23 21:11

まともな雇用、若者が希望をもてる社会を


 非正規雇用で低賃金に苦しむ青年、また正社員でも長時間・過密労働で体を壊し、退職を余儀なくされた青年などとの出会いも少なくありません。

 私の知り合いの30代の男性は、エレベーターの設計などをする技術者で20代の時から手取り40万円の月給を得ていました。しかし午前7時の電車で出勤し、深夜0時40分の最終で帰宅するという生活を続けていました。その結果、うつ病を発症して退職しました。生活保護をうけ、通院しながら就職活動をつづけていますが、面接にたどり着くこともできないと言います。13万円余の保護費は家賃、光熱水費、食費で消えてしまう、展望がもてないと苦しい胸の内を明かしました。

 28歳の青年は大学卒業後、大手の不動産会社に正社員として採用されましたが、とても実現できそうもないノルマを課され、挙げ句の果てにストレスで退職、実家に帰り就職活動を続けています。

 9月7日、NHK特報首都圏は「職場を追われる若者たち~急増するホームレス・生活保護~」を放送しました。15~24歳の青年の47%が非正規雇用で、20~30代の生活保護受給者は18万人に及ぶなどの数字を紹介しました。職場でいじめを受けて退職して路上生活を送り、デパートなどの試食を回り、水を飲んで腹を膨らませているという30代の男性の姿を伝えました。

 労働者派遣法を抜本的に改正して人間の使い捨てをやめさせる、最低賃金を一時間千円以上に引き上げる、異常な長時間労働を是正するなど、人間らしい働きかたが当たり前の社会に転換していくことは急務です。

 目前に迫った都知事選挙と総選挙。青年が希望をもって働き、生きられる社会への扉を開くために力をつくす決意です。
# by sudotakeyosi | 2012-11-12 20:06

尖閣諸島問題は外交交渉によって解決を!


 尖閣諸島問題が日中間の重大問題となり、経済や観光など国民生活にも影響が広がっています。国民の関心は高く、駅頭で訴えると通常の2倍近いビラが受け取られます。
 
 自民党などが物理的対応、軍事的対応論を展開し、「中国よ、日本が勝つ。自衛隊のほうが中国海軍より強い」などと書き立てる週刊紙もあります。こうした影響も軽視できません。共産党後援会のつどいで高齢男性は「町会や親族の間では中国との主戦論が多く心配だ。孫を戦争にはいかせない」と発言しました。

 共産党支持者が「今度は家族3人、共産党には入れない」と言っているという話も聞こえてきました。中国共産党の仲間である日本共産党は支持できないというのです。重大な誤解です。

 日本共産党の提言「外交交渉による尖閣諸島問題の解決を」を広く宣伝し、共産党の主張を知ってもらうこと、「外交交渉による解決を」の世論をつくることが急務です。

 毎日、街頭で訴えていますが、先日こんなことがありました。
 ビラを受け取った20歳の学生は引き返してきて、訴えを聞いてくれました。演説終了後に拍手をし「ここがいいです。頑張ってください」とビラを示し、共産党提言にテレビ、新聞、ネットで反響が広がっているとの部分を指さしました。20代の女性は立ち止まって話を聞き、「写していいですか」と私が演説する姿を撮影していきました。若い人にも共感してもらえると実感しました。

 提言の内容とあわせ「戦前、侵略戦争反対の旗をかかげ、命をかけてたたかった党だからこそ、いま中国にたいして堂々とものを言うことができます」と訴えています。

 尖閣諸島問題を通じても共産党の値打ちをしっかり押し出し、何としても選挙で勝利したいと決意しています。
# by sudotakeyosi | 2012-10-14 22:29

母子家庭でも 安心して子育てできる社会を!

             
 9月17日に共産党後援会のつどいに参加しました。いわい桐子区議から区政報告とともに区民生活の実態が報告されました。
 8月のある日、母子家庭のお母さんから、お金がなくて3日間子どもに食事を与えていないと電話がはいりました。お子さんは小学1年生と保育園児の娘さん2人。姉が妹にむかって「あなたは保育園で給食があるでしょ。私は夏休みなんだから」と言い、パンを奪い合ったというのです。お母さんは何と辛かったことでしょう。悪政への怒りとともに、涙をこらえることができませんでした。

 23日に対話した40代の女性は「うちは母子家庭なんです」と堰を切ったように実情を語りだしました。専門学校生と中学3年生をもち節約を重ねるが家計がとても大変なこと、景気が悪いなかで収入が減っていること、そして都立高校の授業料無償は打ち切られないでしょうか、と。消費税増税などとんでもない、政治には低所得者にしっかり目を向けてほしいと訴えられました。胸がえぐられました。  
 
 別の女性からは「大学生高校生をもつシングルマザーが一番大変です。医療費の助成もなく、子ども手当もなくなるし、ダブルワークしているお母さんが多いと思います。弱者に優しい国こそ豊かな国だと思います」と訴えられました。

 社会保障の拡充、弱者に優しい国づくりは急務です。大企業、富裕層の応分の負担で財源をつくること、そして国民の懐を温め、内需を拡大する経済改革へ踏み出すことが必要です。そのためにも何としても選挙で勝利したいと決意を固めています。
# by sudotakeyosi | 2012-09-26 23:13

消費税増税の実施をやめさせよう! 国政選挙で審判を!



 8月10日、民主自民公明3党は消費税増税法案の採決を参議院で強行し、成立させました。
 その数日後の15日16日、私は板橋区内15ヵ所で街頭宣伝、また訪問・対話を行ないました。竹島問題をはじめ領土問題についての日本共産党の見解を語ると同時に、「増税実施の2014年4月までには衆院選、参院選もある。国政選挙で審判を下し、消費税増税の実施を中止させよう」と訴えました。
 徳丸地域の公園では、中学生くらいの女子2人がアイスを食べながらじっと聞いてくれ、終了後に手を振り「頑張って」と声をかけてくれました。「そうだそうだ、消費税増税は子どもたちにも切実な問題だ」とあらためて自覚しました。
 清水町で対話した高齢の女性からは「民主党は政権をとって国民を裏切りつづけている。自民党と全く違わない。消費税増税なんて絶対認められません。阻止してください」と念を押すように訴えられました。
 徳丸のマンション前の演説終了後に話しかけてきた、30代くらいの自営の男性は「財源をつくるために消費税増税が必要と言われると『そうかな』と思ってしまう。しかし今の仕事は完全に終わりになる。次の選挙では民自公は問題外。どこに入れるか迷っている。共産党は納得できないところもあるけど、有力な選択肢だ」と語りました。
 赤塚駅、上板橋駅前ではビラの受け取りがよく、高島平団地、志村、南常盤台などでは、本当にあたたかい声援がありました。 
 多くの国民は消費税増税に納得していない、その実施をやめてほしいと心から願っている。そして広範な無党派のみなさんが腹の底から怒り、新しい政治を真剣に模索し、日本共産党に共感とともに反発や違和感を持ちながらも選択肢に入れてくれていると実感しました。がんばる決意を新たにしています。
# by sudotakeyosi | 2012-08-17 12:21